死刑廃止キリスト者連絡会(廃キ連)

   沿革

1992年、一枚の要請書から
 死刑廃止キリスト者連絡会は、1992年5月に発足したカトリックとプロテスタントを含む超教派のネットワークです。
 1992年1月23日、「カトリック正義と平和協議会」会長と「日本キリスト教協議会(NCC)」議長との連名による「死刑を執行しないことを求める請願書(別掲)」が、法務省に提出されました。このとき、請願行動に参加した13名のキリスト者の間で、「死刑を執行しないこと(執行停止)」だけでなく「死刑制度の廃止」を求めるキリスト者の要請運動を起こそうという声が上がりました。そして、この新しい運動では組織の会長・議員名の要請書ではなく、キリスト者個人の氏名を列記した要請書を提出する方針で進められ、1296名の賛同者を得ました。
 このときの運動をきっかけに、活動を継続させ、相互に連絡を取るために組織されたのが「死刑廃止キリスト者連絡会」です。
 その後は要請運動だけにとどまらず、死刑廃止の福音的根拠を明らかにするための資料、出版物やパンフレットを作成し、それらを通してキリスト教界内外へ死刑制度の廃止を訴え続けています。


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